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2010年8月14日 (土)

読書の夏 ~たまには乱読してみませんか?~

グロービス大阪校の良田です。

厳しい暑さが続きますが、夏バテなどされてませんか。

多くの方は、ちょうどお盆に入り、大人も子供も夏休み!と
いうところでしょうか。

子供のころの、夏休みといえば、楽しい期間である反面、
最後にたまった宿題と必死に格闘していたことを思い出します。
宿題には、必ず読書感想文が課され、「文学」や「歴史」の
本を、無理やり読んでたことを思い出しました。

読書はとても好きなのですが、最近はビジネスに関連する本
を読むことが多くなっているので、8月は少し違うジャンルを
読んでみようと思い歴史と文学をいくつか読み始めています。

歴史は大好きなので、過去にもいろいろ読んでましたが、たま
たま手に取ったのが、「伊達正宗」。

伊達正宗の五常訓に、

仁に過れば弱くなる。
義に過れば固くなる。
礼に過れば諂(へつら)いとなる。
智に過れば嘘をつく。
信に過れば損をする。

というのがあります。

孔子が言う「五徳」“仁・義・礼・智・信”。

この5つを大事にしなさい、という教えですが、
五徳はいずれも大事ではあるけれど、“過ぎたるは及ばざるが如し”
です。五常の徳目はお互いに相乗しあいながら結び付いています。

何事にも適度がいいのですが、これがもとっも難しいですね。
常に今の自分はどうなのか?と「過ぎてないか」を自問してみる
ことは、大事だなと改めて思いなおしました。

そんなおり、別で読み始めた「文学作品」が、夏目漱石の「草枕」。
草枕の冒頭はとても有名ですが、

智(ち)に働けば角(かど)が立つ。
情(じょう)に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。

とあります。いろいろな解釈があるとは思いますが、私の感覚では
とてもよく似てるなーと。

何よりも、同じタイミングでこの2つの文章に接しているところに、
自分に対する戒めがあるように思え、自身を振り返るひとつのきっかけ
になりました。

たまには、ビジネス書から離れて乱読してみるのも、新たな発見が
あってとても面白いと思います。

暑い夏ですが、暦の上では「秋」。読書の「秋」を先取りするのも
いいのではないでしょうか。

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